私が担当する打楽器。
始まりは、紀元前にまでさかのぼり、原始人の時代に現れました。
しかし、最初は、今のような楽器としては使われていませんでした。
どのように使っていたかと言うと・・・
そう、会話です！
現在も、アフリカなどの地域では、広い草原で遠くにいる仲間と会話をしたり、合図を送ったり・・・。
そのような楽器を、トーキングドラムと言います。もちろん今は、きちんとした太鼓の形に形成されています。
では、紀元前、原始人たちは、何を叩いていたのか・・・。
それは、硬い石や木の棒です。口で会話をすることがまだできなかった当時の人々は、リズムをとることで感情を表していたのです。
それが、今では数え切れないほどの数にまで増えていきました。
なので、一概に打楽器といっても様々な種類があるわけです。
まずは、大まかな分類から。
楽器分類学では、体鳴楽器（鍵盤打楽器）と膜鳴楽器に分けられます。
体鳴楽器は、「体が鳴る」ですので、楽器そのものが叩く、こする、などすると音が鳴る楽器。
木製
・クラベス
・カスタネット
・拍子木
・ウッドブロック
・テンプルブロック ｅｔｃ・・・
金属製
・シンバル
+クラッシュシンバル
+サスペンドシンバル
+ハイハット
・銅鑼
・チャイム
・スティールドラム
・トライアングル
・鈴
+鈴
+スレイベル
・カウベル
・チューブラーベル ｅｔｃ・・・
木の実などを使って振る
・マラカス
・シェイカー
・カバサ
・シェレケ ｅｔｃ・・・
そして、鍵盤打楽器にももちろん
木製
・シロフォン
・マリンバ ｅｔｃ・・・
金属製
・グロッケン
・ヴィブラフォン
・チェレスタ ｅｔｃ・・・
そして、変わっているのが人体
・ボイスパーカッション
・ボディパーカッション ｅｔｃ・・・
膜鳴楽器は、膜を張って膜を叩く楽器（一般には太鼓）
・ティンパニ
・スネアドラム（小太鼓）
・バスドラム（大太鼓）
・ドラムセット
・タンバリン
・ティンバレス
・コンガ
・ボンゴ
・トーキングドラム
・ジャンベ
・和太鼓 ｅｔｃ・・・
まだまだたくさんありますが、これが一般的に有名な楽器です。
しかし、このほかに特殊な楽器がいくつかあり、特殊と言ってもかなり曲には欠かせないものだったり・・・。
一番有名なのは、チャイコフスキー作曲「１８２５年」序曲の曲中に出てくる大砲。
某コーヒーメーカーのＣＭで流れてましたね。
今まで、打楽器について書いてきましたが、これは一部です。
しかも、学生の私が、一生懸命知識を絞って書いたものがこれです。
これは、あくまでも一説ですので・・・。
様々な説があるようなので、それはまた後日・・・。
ほんと、こう考えると、打楽器ってすごいな・・・。
私、上に書いた楽器、さわったことないの結構あります。
大砲なんてもってのほか・・・。
きっとこれからも増え続けるんでしょうね・・・汗
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